こんにちは！管理栄養士の大塚です！

6月から院内に『管理栄養士からのアドバイス』を掲示するようになりました！

掲示で載せきれなかった栄養情報をブログでお伝えします。

 

 

さて、今月のテーマは『食物繊維』

 

 

食物繊維は、消化・吸収されずに小腸を通って大腸まで達する栄養素。

★腸の働きを良くする

★糖質の吸収を緩やかにする

という働きがあります。

 

他にも・・・

●よく噛むため、満腹感が得られる

●食べ過ぎを防いで肥満予防

●脂質やコレステロールの吸収を抑え、動脈硬化予防

などなど健康につながることばかり！

日本人を対象とした臨床研究でも、食物繊維の摂取量が多いほどHbA1cが低下することが示されています。

 

 

食物繊維の1日あたりの摂取推奨量は↓

★男性21g以上　★女性18g以上

1食あたり7gを目指して摂取しましょう！

 

食物繊維=生野菜と考えがちですが、

温野菜や、キノコ、海藻類、穀物類にも多く含まれています。

 

◎主食を白米から玄米やもち麦、雑穀米に変える

◎サラダに海藻やキノコをトッピングする

◎おかずに副菜を1品追加する

 

など、ちょっとした工夫で摂取量をUPできますよ♪

食事療法は引き算のイメージが強いですが、食物繊維の足し算にも挑戦してみてくださいね！

 

まつもと内科では、栄養相談を実施しています。糖尿病に限らず、食事に関するお困りごとがありましたらお気軽に栄養相談希望の旨をお伝えください。

管理栄養士・日本糖尿病療養指導士　大塚 美季