お便り2月10日はフットの日
2月10日はフットケアの日!
2月10日はフットケアの日です。糖尿病の患者さんにとって、足の状態を知ること・ケアすることはとても重要です。
当院では、今までも足のケアや神経障害についてなども発信してきましたが、
今回のお便りは足の動脈硬化=閉塞性動脈硬化症が主なテーマになっています。
血糖が高いとなぜ動脈硬化が進むの?
食後の急激な血糖上昇を「血糖スパイク」といいますが、高血糖によって血管が傷つきます。そして脂質異常症や高血圧、飲酒や喫煙、肥満も動脈硬化の原因になります。
血糖が高くても、コレステロールが高くても特に痛みもないのに、動脈硬化が進むと脳梗塞や心筋梗塞の原因になります!怖いですよね。
神経障害や動脈硬化の発症の進展予防には、まず良好な血糖管理が大切です。
定期受診で採血データをチェックしましょう。
みなさん、毎日足を見ていますか?
足の裏までチェックしているという方はもしかしたら半数くらいかもしれません。体を洗う時も、まず足先から洗う人はあまりいないと言われています。後回しになりがちなのが足なんです。
タコ、魚の目、靴擦れなど、痛みを感じて初めて気が付くこともあると思いますが、糖尿病で怖いことは、合併症が進むとその「痛み」を感じることが出来なくなるという部分と、傷が悪化しやすいという部分です。
繰り返す足のトラブルは、靴が、自分の足の形に合っていないということもあります。
爪の変形により爪切りが『難しい』、『困っている』、『気になること』がありましたら是非ご相談ください。
爪は歩くのにとても大切な役割をしています。
毎日、入浴したときに足をしっかり洗って、よく歩いた日ほど、よく観察してみてください。
足病変チェックや動脈硬化の検査も
当院で足病変チェックや動脈硬化の検査を行うこともできます。
まだ神経障害や動脈硬化の検査をしたことがない方、ぜひお気軽にご相談ください。