栄養コラム栄養コラムvol.5~血糖スパイクを予防しましょう~
2024/12/17
こんにちは!管理栄養士の大塚です。
年末年始のご予定はいかがでしょうか。
イベントや行事の多い季節のため、
御馳走を食べる機会が増えているのではないでしょうか?
今回は“血糖スパイク”について紹介します。
血糖スパイクとは
食事を食べた後に血糖値が急上昇・急降下する状態のことをいいます。
この血糖値をグラフ化するとサッカーのスパイク(シューズ)のように尖っている(急上昇・急降下)ことから「血糖スパイク」と呼ばれています。
食事を食べた後に、
・眠気
・倦怠感(体がだるくなること)
このような症状があることはありませんか?
血糖スパイクの代表的な症状と言われています。
血糖値スパイクが続くと・・・
・動脈硬化
・心筋梗塞や脳卒中
などの合併症の原因にもなります。
では、どのような食事の場面で起こりやすいでしょうか?
解決策も併せてみてみましょう!
おにぎり+お茶のみの食事よりも、おにぎり+サラダや、おにぎり+ゆで卵などの組み合わせで食べることを心掛けると良いです。パン食であれば、たんぱく質を含む牛乳と合わせて食べるだけでも効果がありますよ。
また、この時期に多い、お餅のみの食事・糖の多い甘酒には注意しましょう。
まつもと内科では、栄養相談を実施しています。糖尿病に限らず、食事に関するお困りごとがありましたらお気軽に栄養相談希望の旨をお伝えください 。
管理栄養士・日本糖尿病療養指導士 大塚 美季