栄養コラム主食の糖質どのくらい?~7月栄養コラム~
2024/07/04
こんにちは管理栄養士の大塚です!
今月の院内掲示では、主食の糖質量についてマップを作成しました。
皆さんは自分のご飯の適量を、麺やパンに換算するとどのくらいになるかご存知ですか?
食べ過ぎになっていないか、減らし過ぎていないかチェックしてみましょう。
今回のブログでは麺類を食べる時のコツをご紹介します。
➀麺の量を適正にする
つるつるとのどごしの良い麺類はつい食べ過ぎになっていることがあります。
上の表を参考に、適量を把握して食べ過ぎ防止しましょう。
②たんぱく質や食物繊維の副菜をつける
麺類のメニューでは、麺とつゆだけで食べる『炭水化物に偏った食事』になりがち。
トッピングや薬味でたんぱく質と食物繊維を補うように意識して、食後の血糖急上昇を防ぎましょう。
③つゆの塩分に注意する
麺つゆや冷やし中華のたれなどの調味料は塩分が多く含まれます。
そばつゆをそば湯で割って飲み干してしまったり、麺につゆをたくさんつけてすすると塩分の摂取量が多くなります。
●減塩の調味料を使用する
●前後の食事で塩分量を意識する
などの工夫で自分に合った食べ方を探しましょう。
いかがでしたか?治療を継続されている方の中にはすでに3つのコツを実行されている方も多いと思います。
さっぱりとした麺類をおいしく食べながら、血糖値もコントロールして熱い夏を乗り越えましょう♪
まつもと内科では、栄養相談を実施しています。糖尿病に限らず、食事に関するお困りごとがありましたらお気軽に栄養相談希望の旨をお伝えください。
管理栄養士・日本糖尿病療養指導士 大塚 美季