糖尿病教室2月糖尿病教室より 無理のない糖尿病のための食事をしよう、糖尿病連携手帳を活用しよう
2020/02/29
管理栄養士からは糖尿病治療でかかせない食事療法の基本についてお話ししました。糖尿病の治療で一番大切になるのは食事療法と運動療法です。コントロールが上手くいかない場合にはお薬のサポートが必要なケースもあります。食事療法は日頃の生活の中で疑問・不安を抱えていらっしゃる方も多いと思います。『糖尿病だから食べてはいけない』というものはありません。『何をどれぐらいいつ食べるか』を知ることが大事なのです。どんなポイントを押さえていくべきか知識を増やしていくことが大切です。個別の栄養指導も行っていますのでどうぞお気軽にご相談下さい。
看護師からは糖尿病手帳とHbA1cについてお話ししました。糖尿病の患者さんにとって大切な糖尿病手帳は緊急時に周囲の人に糖尿病であるということを伝えられる大切な手帳になります。万が一外出先で低血糖になった場合でも、糖尿病手帳を持参していれば糖尿病であることを周知させることができます。何気なく毎回診察日に持ってくる手帳ではなく、保険証と同じように常にお持ちください。また当院では毎回採血の結果が出た後、看護師より1人1人のデータを記載させていただいています。次回の診察まで間隔が空いてしまうと食事療法や運動療法など意識が薄れてしまうこともあると思うのでたまに振り返って見直しましょう。